2013年 02月 14日
十勝ひとり旅~その2、十勝で出会ったパンたち~
十勝で出会ったパンたち。まずはボンパンさんのザルツシュタインゲン。このパンは表面に振ってある岩塩がとてもいい味を出しています。一見ソフトなパンにも見えますが、セミハードっぽい感じで、心地の良い歯ごたえがあります。それが岩塩とマッチしています。小麦の味わいも豊かです。さすがお店の看板パンです。(お裾分けありがとうございます)
こちらはますやさん。支店がたくさんある老舗のパン屋さん。全店十勝産小麦100%を達成されています。今回は帯広駅内にあるトラントランますやさんにて購入。「トラン」はフランス語で「列車」の意味なんですね。なるほど。買ったパンは久しぶりに食べたくなったチョココロネ、ピーナツクリームパン、ちょっとつぶれてしまいました。あと長い粗挽きウインナーの入ったフランスパン。長さ40センチくらいです。どれもやさしい味わい、美味しくいただきました。
こちらははるこまベーカリーさん。行ってみたかったパン屋さん。講演後に寄りました。キタノカオリの全粒粉食パン、十勝産バゲット、はるきらりのバゲット。全粒粉食パンは全粒粉特有のえぐみのない食べやすい風味の食パン。十勝産バゲットはキタノカオリとはるきらりが半々にブレンドされています。大きめの気泡でクラストはパリッと、美味しかったです。
対して、はるきらりのバゲットは気泡は少な目、ソフトな仕上がりです。はるきらりはあっさりしている粉ですが思った以上に風味があり美味しかったです。塩分がけっこう効いていました。
最後に、こちらは講演会の試食パンとして出ました、はるこまベーカリーさんの十勝産キタノカオリのチャバタ。「十勝パン」ですね。100%を超える水分でクラムは時間が経ってもしっとりです。
十勝のキタノカオリはものすごく黄色いです。びっくりしました。志賀シェフが「キタノカオリは黄色いほど甘い」と仰っていましたが、そのとおり、これは甘みがありました。今まで食べていたキタノカオリはどちらかというと淡白でしたので、ちょっと意外でした。
今回は時間の都合で2軒だけしかいくことができませんでしたが、このほかにも十勝には行きたいパン屋さんがたくさん。今度は家族みんなでパン屋さん巡りをしたいです。