道産小麦

北海道産小麦の現在の主力品種とこれからの品種についての系譜をまとめてみました。(クリックすると見やすくなると思います)
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古くからの品種で改良が行なわれていないため、病気に弱かったり、穂発芽が起きやすいなど、生産が難しい、はるゆたか。

そのはるゆたかを母親とし、生産性を高めたのが、現在の道産小麦の中心選手、春よ恋。

共通することはキタノカオリの血が入っていること。近年登場してきた”超強力小麦”ゆめちから、ルルロッソ、つるきち。

いずれの品種もお互いに良さを活かすことができるよう、欠点を補うことができるよう掛け合わせが研究され、この世に生まれてきていることがわかります。

また、この中ではホクシンが2番目に長く活躍。平成22年をもって、次世代品種きたほなみへと切り替わりましたが、それまで15年以上も道産の主力として、国産の主力として頑張ってきました。お疲れ様でした。

そして1番長いのがはるゆたか。デビューして30年、ホクシンの2倍です。その間、新品種が次々と出てきても、生産が難しいはるゆたかがここまで生き残ってこれたのは、その唯一無二の美味しさがあったからです。農家さんたちには生活がありますので、当然、収量を計算できる品種が良いはずです。しかし、ファンの期待に応え、苦悩を乗り越えながら、気難しいはるゆたかの生産を続けてくれる数少ない農家さんたちがいます。はるゆたかを味わう上ではそのことは忘れてはならないなあと思います。


こうして血統のことを調べてみると、その品種が生まれてくる背景がわかって、より親しみがわき、そうするとさらにそのパンに込める愛情とか気合が大きくなって、パン作りがもっと楽しくなる、ような気がします。



私だけかもしれませんが笑





いつも見てくださり、ありがとうございますm(__)m
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Commented by Lynne2 at 2015-10-24 05:54
すっごく楽しくなります!!!(゚∀゚)ノ˝
粉のルーツをたどるとなぜその粉がおいしいのかを
ひも解くことができ、そしてその長い年月を感謝し
きれない気持ちになります。

以前、イチゴのルーツを調べたことがあって、その時も
同じことを感じました*^^*
Commented by tairapan at 2015-10-24 17:47
Lynneさん

わ、同じ方がいらっしゃったっヽ(・∀・)ノ
いちごは調べたことはないですが、同じなんですね!
生産者さんの努力と生命の尊さを感じながら、
「いただきます」です(´∀`)
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by tairapan | 2015-10-24 00:12 | 小麦 | Comments(2)

道産小麦と少量の酵母とたくさんの時間を使ったパン作りの記録。地産地消や食の安全性は大切なテーマ。道産小麦の美味しさ、もっと広めたい。


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